* * * H a r r y P o t t e r 5 〜 r e p o r t 〜 * * *
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* : * : * : * H a r r y P o t t e r 5 * : * : * : *


感想文

ハリー・ポッターの5巻を読んだので、その感想をば。

まず、今回の最初の感想は「疲れた」です。 やー、本当、疲れた。
ハリーがね、感情を表に出しすぎ、っていうか、むしゃくしゃしすぎなんですよね〜。 自己主張が強くなりすぎですよ。ガンダムのアムロとか思い出しました。 「僕が一番、ガンダムを上手に操縦できるのに!」(笑) すぐに周りの意見も何も聞かずに1人になろうとする姿とか、 (ロンのお父さんを噛んだ後クリスマス休暇に一人になるときとか、 ダンブルドアが最後にお話してくれるときね) 相手の気持ちを考えずに、結果論から善悪を判断する姿 (マリエッタやチョウとか、クリーチャーとかのところね)とか、 一人を悪役にして、自分の気持ちを整理しようとする姿(スネイプね)にもね〜。 確かに、人が死んだ現場を見たり、周りが自分のことを精神異常者だと話しているような 状況下で一人ぽっちになるのは、私には想像できないことですけども。 でも、ハリー君。君には、もっと大人になってもらわないと。

ただまぁ、ダンブルドアがハリーと目をあわしてくれなかったり、 全然、何も教えようとしてくれない部分に関しては ハリーのイライラする気持ちがよくわかりました。 個人的には15歳だから、とか10歳だから、どかそんな年齢で子供だから、 っていうんじゃなくて、15歳でも、10歳でも、一人の大人として 接してあげるべきだと思うんですよね。 だから、最後、ダンブルドアが、ハリーに打ち明け話をしてる際に、 こんな話が出てきたのには、ちょっとダンブルドアにがっかりだったかも。 ダンブルドアがハリーに全然教えてくれない理由は、 もっと違う必然的な理由だと思ってたのになー。 まぁ、そんな崇高な理由は思いつかないですけどね(笑)。

ハリーが例のあの人に憑かれてるといえば、ジニー! 初登場の2巻では、例のあの人に憑かれてるって役だったので、 情けないイメージがあったんですが、どうしてどうして! すごく強い女の子になってたんですね! 3,4巻であまり出てこない間に、自分の気持ちに整理をつけて ハリーと自然に話せるように頑張ってた、って、 うわー、いつのまにウィーズリー家にこんな魅力的な子が!(笑) そうそう、女の子話で言ったら、チョウ・チャンは今回、かわいそうでした。 「ハリー!てめー!」って場面が何度も何度も(笑)。 いくら自分のことで精一杯だとか、鈍感だ、って言っても、 そりゃあんた、あんましでしょう。 ハリーがチョウと初めてキスをした後に、ハーマイオニーがハリーとロンに向かって、 チョウが今どんな気持ちなのか、ってことを的確に表現して、それを 聞いていたにも関わらず、全然、おもんぱかる様子もないし! まぁ、ホグズミートでチョウとデートしたときに、チョウがどっか行った後、 ハーマイオニーが自分のことを「ブスなハーマイオニー」と表現した際に、 「ハーマイオニーはブスじゃない」と言い切ったハリーはポイント高かったです(私、何様だ・笑)。 でもって、その台詞に「ロンより最低ね。…でもないか」って言ったハーマイオニーが また良かったです(笑)。 とまぁ、そんなこんなで、ボロボロになっていくチョウは見てて可愛そうでした。 てか、心がずたずたに落ちてるチョウだったので、ヴォルデモートに利用されるのかも、 って思ってたんですが、それは考えすぎでした。 そういう意味では良かった良かった。 だから、最後、電車の中で『ハリーにほほを染めながら 笑いかけてるチョウ』が描かれてたのは嬉しかったです。 色恋話って言ったら、ハーマイオニーってどうなのかなぁ? 彼女、こういう話に関しては、感情を表に出しませんよね。 ただ、ハリーがチョウのことを好きだったことを気づいてたり、 チョウもハリーのことを気にしてるってことを気づいてるってことは、 ハーマイオニー、ハリーのこと、やっぱり好きなのかなーって思ったりします。 もしくは、好きだったけど、ジニーと同じように、気持ちに整理をつけたのか。 そういう意味では、ロンとくっつきそうなにおいがしてます(笑)。 女の子って話では、ルーニーって、突然出ましたよね。 何か大きな役割がある子なのかなーと思ってましたが、 最後まで一緒に戦ってて、びっくりな子でした。 これから何かあるのかなぁ。 最後まで戦う、と言えば、ネビル。彼、格好良くなりましたね〜。 立派な親というコンプレックスが、彼を成長させたんだろうなぁ、と思うと、 本当に格好いいです。 苦しみもがいて、その中で一生懸命頑張って、成長していく人は本当に格好いい。 ルックスはぽっちゃりくんだけど、この子格好いいなぁ、って、 この巻で彼のこと、好きになりました。

ふー。色恋話とかだけでこんなに書いてしまった。 私、やっぱりこういうお話、好きなんだなー(笑)。

さて。でも5巻の最大の部分は彼ですよね。
シリウス。

実は、彼の話は、うっかりどこかのニュースサイトだったかで、 ネタバレくらってて知ってました。 ただ、もっと劇的な最後かと思っていただけに、あの最後はあまりにさびしかったです。 シリウスの最後の表情同様、本当に、「え?」って感じでした。 なので、ハリーが見ていたシリウス夢も、事実だと思ってました。 シリウス、かなり向こう見ずなところがあるので、 飛び出して行ったと思っていたんですよね〜。 なので、神秘部で誰も居ないときは、ハリーと同じで、どきどきしてました。 うーん。ヴォルデモートにだまされた。 それにしても、あのヴェールの向こうに飛ばされたから、 シリウスって死んだんでしょうか。 もし、違うところに倒れこんでたら、大丈夫だったのかな?? ハーマイオニーとかも赤い光線の直撃をくらってましたしね。 やっぱりそうなのかな。

話それました。 シリウスが死んだことで、自分を責めようとするハリーやダンブルドアは 痛々しかったです。 これでルーピンとスネイプだけになるんですね。 ジェームズたちの同世代の人間は。 ワームテールも居るけど、やつはよくわかんないし。 ハリーにとってはルーピンだけ。 次巻からさびしくなります。 ジェームズと言えば、憂いの篩。 あそこで見せたジェームズの姿に、 ハリーが恥ずかしいという気持ちを持ったのは嬉しかったです。 この段階で、私のハリーへの評価、かなり、落ちてたから(笑)。 でもって、スネイプって、そんな過去があったんですね。 ずっとジェームズたちのそばを付かず離れずだったのは、 友達の輪に入りたかったからなんでしょうか。 なんか、そうは全然見えないので、違う気がすっごくしてるんですけども。 もし友達の輪に入りたく、いつもジェームズたちの傍にいたのだとしたら、 すごいツンデレキャラだなぁ。スネイプ(笑)。 リリーがジェームズを好きになっていった過程も興味津々です。 こんな場面、見ておいて、リリーどうやってジェームズを好きになっていくのかなぁ。 (って、また色恋話になってるし・笑)。

トレロニー先生の予言にあった、ヴォルデモートが持ってないけど、 ハリーが持ってる力っていうのは「愛の力」なんですかねぇ? 『額の文字を刻印することで、「愛の力」を手に入れた。』 …うーん。なんか違う気がします。 でも、ペチュニアおばさんのところに預けられてた理由って、 「愛の力」みたいなもんですしねー。 ダンブルドア先生、教えてください!おしーえてーおじい〜さん〜♪

さー、このまま6巻に入ります! ハリーの心が成長していくのか。 DAは戦いに巻き込まれていくのか。 ジェームズたちのお話、スネイプの心はどうなるのか。 マルフォイはどこで改心するのか(笑)、 ドビーはどうなのか。

そして、ヴォルデモートとの決戦は。
楽しみです。

(2007/8/19)
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